マレーシア航空、上場廃止へ

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マレーシア航空に公的支援が必用との見方も

マレーシア航空に公的支援が必用との見方も

香港(CNNMoney) マレーシアの政府系ファンドは8日、経営が悪化しているマレーシア航空の再建を目指し、上場を廃止する計画を発表した。

同航空株の約70%を保有するマレーシア国営投資会社カザナ・ナショナルは、取締役会に上場廃止を提案したことを明らかにした。

計画では、7日の終値に12.5%上乗せした1株当たり0.27リンギで少数株主が保有する株式を買い入れる。8日の取引は停止された。

上場廃止はマレーシア航空の再建に向けた第一歩になるとカザナは説明する。詳細は8月末までに発表する予定。

上場廃止後に傘下の格安航空会社ファイアフライなどの資産は売却される可能性がある。

マレーシア航空は3月に370便が行方を絶ち、7月にはウクライナ上空で17便が撃墜されて、計537人が死亡した。以前から赤字続きで格安航空会社への対抗策も成果が上がらず、政府の新たな救済措置が必要になるとの見方が強まっていた。

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