アマゾン、米国内で新たに7000人採用へ

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米インターネット通販大手のアマゾンが7000人の採用計画を発表

米インターネット通販大手のアマゾンが7000人の採用計画を発表

ニューヨーク(CNNMoney) 米インターネット通販大手アマゾンは29日、米国内で新たに7000人の従業員を採用する方針を明らかにした。

同社によると、各地の倉庫や配送センターで正社員5000人を採用する。これは25%の増員に相当する。

小売業界での通常の仕事に比べて3割増しの給与を支払い、株式も付与する。過去5年間の実績によると、同社正社員が受け取る報酬のうち、株式付与の占める割合は9%に上る。さらに社員が大学に通う場合、専攻分野にかかわらず授業料の95%を補助する制度も利用できる可能性がある。

これに加えて顧客サービス部門でも正社員とパート、臨時要員合わせて2000人を雇う。

アマゾンは翌日配送サービスの拡大などにともない、物流網の強化を進めている。一部の商品については当日配送のサービスも検討している。

同社が先週発表した4~6月期決算はデジタル部門への投資を反映して予想外の赤字となったが、売上高は前年同期比22%増だった。同社の成長は書店や家電、家庭用品店の経営を圧迫し、2年前には書店チェーン大手のボーダーズが破たんに追い込まれた。

オバマ米大統領は30日、テネシー州チャタヌーガにある同社の配送センターを訪問し、雇用問題について演説することになっている。

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