韓国で人気のパンダ「福宝」、来月中国へ 別れを惜しむ声が続々

韓国の動物園で人気者となったパンダの「福宝(フーバオ)」が中国へ引き渡される/Courtesy Everland

2024.03.13 Wed posted at 19:30 JST

(CNN) 韓国で2020年に生まれ、人気者になったジャイアントパンダの「福宝(フーバオ)」が、来月中国へ引き渡される。一般公開の最終週には5~6時間待ちの行列ができた。

フーバオは首都ソウル郊外の龍仁市にあるテーマパーク、エバーランド・リゾートで飼育されてきた。エバーランドの親会社と中国野生動物保護協会の協定により、4歳になる前に返還されることになっていた。

フーバオは20年7月、中国から貸与された雌の「愛宝(アイバオ)」と雄の「楽宝(ローバオ)」の間に、韓国初の自然繁殖パンダとして生まれた。

SNS上で配信された誕生後の映像は大きな人気を呼び、先月の時点でユーチューブチャンネルの登録者は120万人以上、総再生回数は5億を超えた。昨年夏には、生い立ちを振り返った2時間の動画が160万の再生回数を記録した。

最新の動画には「ネット上のおばちゃん」を名乗るファンたちから「つらいコロナ禍の時期に来てくれた宝物」「たくさんの笑顔をもらった」と、多くの温かいメッセージが寄せられている。

福宝は、コロナ禍の時期の韓国で多くの人々を笑顔にする存在だった

フーバオの「おじいちゃん」と呼ばれてきた飼育員の姜哲遠(カンチョルウォン)さんもコロナ禍のさなかの動画人気を振り返り、SNS上で毎日訪れる視聴者たちと一緒に育てているような気持ちだったと話した。

フーバオが姜さんの脚や腕にしがみついて離れようとしなかった場面の動画などは、特に大きな人気を集めた。

エバーランドによると、フーバオは準備期間として1カ月間隔離された後、来月初めに中国四川省の「中国ジャイアントパンダ保護研究センター」へ移送される。

エバーランドのパンダは両親のアイバオとローバオ、昨年7月に生まれた双子の妹、睿宝(ルイバオ)と輝宝(フイバオ)の計4頭になる。

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