フランス人旅行者、7.46カラットのダイヤ発見 米州立公園

Courtesy Arkansas State Parks

2024.01.28 Sun posted at 14:57 JST

(CNN) 米アーカンソー州のクレーター・オブ・ダイヤモンズ州立公園で今月、仏パリから米国を訪れていた男性が7.46カラットのブラウンダイヤモンドを発見した。

同公園の発表によると、ジュリエン・ナバスさんの米国旅行はもともと、フロリダ州ケープカナベラルで月着陸船「ペレグレン」の打ち上げを見るのが目的だった。さらにルイジアナ州ニューオーリンズへ向かおうとした途中で、公園のことを知った。砂金採りや化石探しの経験もあったことから興味を持ち、11日に訪れたという。

チケットを買って道具のセットを借り、採掘体験エリアに着いたのが午前9時。「疲れる作業なので、午後からは地面に目を引く物がないかを主に探していた」という。

公園側によると、幸運なことに園内はその2~3日前に20ミリ以上の雨が降り、重い石やダイヤなどが表面近くに現れやすくなっていた。

ナバスさんが発見した7.46カラットのブラウンダイヤモンド

これまでも大粒のダイヤは地面を掘らずに見つかったケースが多い。スタッフは定期的に体験エリアの土を耕し、浸食を促しているという。

ナバスさんが見つけて窓口に持ち込んだダイヤは7.46カラットと、1972年の開園以降で8番目の大きさ。チョコレート色の丸い形だった。

ナバスさんは婚約者にちなんで「カリーヌ・ダイヤモンド」と名付け、二つに分けて一方を婚約者、もう一方を娘に贈る予定だと述べた。

公園は「ダイヤ探しの夢がかなう奇跡の場所」だと語り、娘が成長したら一緒にまた訪れたいと話している。

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