（ＣＮＮ） ロシア反体制派指導者のアレクセイ・ナワリヌイ氏が「過激派組織の創設」の罪で禁固１９年の判決を下されたことについて異議を申し立てていた件で、裁判所は異議を退けた。ロシア国営ＲＩＡノーボスチ通信が伝えた。ナワリヌイ氏に対する最新の弾圧の事例となった。
ナワリヌイ氏は８月、過激派組織の創設や過激派の活動に対する資金援助などの罪で有罪判決を受けていた。
ナワリヌイ氏に対してはすでに詐欺などの罪で１１年半の禁錮刑の判決が出ている。ナワリヌイ氏はこうした容疑を否定している。ナワリヌイ氏は２６日、収容先の施設からビデオ通話を通じて出廷した。
ナワリヌイ氏の支持者は、ナワリヌイ氏の逮捕と収監について、ロシアのプーチン大統領に対する批判を封じ込めようとする政治的動機に根差したものだと主張している。