砂漠の祭典「バーニングマン」、主催者が車両通行止め解除 豪雨で立ち往生の参加者らが「脱出」開始

豪雨に見舞われた「バーニングマン」の会場から退去する参加者ら/Trevor Hughes/USA Today Network

2023.09.05 Tue posted at 10:36 JST

(CNN) 米ネバダ州のブラックロック砂漠で開催された恒例の大規模野外イベント「バーニングマン」が豪雨に見舞われ、数万人の参加者が立ち往生した件で、イベント主催者は4日午後、車両通行止めを正式に解除した。これを受け数百台のトラック、RV車などが会場を後にしている。

バーニングマンは1986年に始まった毎年恒例のイベント。砂漠の中に街が出現してさまざまなアート作品が制作され、フィナーレで巨大な木の人形を燃やす光景が知られている。

今年のイベントは先月28日から今月5日までの予定で開催され、7万人以上が参加。参加者らは足首まで埋まる泥に囲まれ、会場へ通じる道は緊急車両以外の車が通行止めになっていた。

通行止めが正式に解除される前から、多くの人々が会場からの退去を開始していた。CNNが撮影したドローン(無人機)の映像には、数百台の大型車が列をなして会場を後にする様子が映っている。

会場を後にするため列をなす数百台の大型車

午後2時に発表した更新情報の中で、主催者側は気象状況の改善や路面が乾きつつあることに言及しつつ、現場は依然としてぬかるんでおり、場所によっては走行が難しい場合があると指摘。急いで会場を出ようとせず、バーニングマンのスタッフに配慮するよう求めた。スタッフらは懸命の取り組みによって現行の「集団脱出」を可能な限りスムーズかつ安全に進めようとしているという。

4日正午の時点で、約6万4000人が会場に残っていると主催者は述べた。参加者に対しては、仮設の街からの出発を5日に遅らせることを検討するよう強く呼びかけてもいる。そうした判断が「大規模な渋滞」を防ぐ助けになるとしている。

国立気象局(NWS)のデータによると、会場周辺では1日午前から2日午前にかけて、平年の2~3カ月分に相当する約20ミリの雨が降った。砂漠では少量の雨でも洪水になることがある。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。