オークランド中心部で銃撃、8人死傷 女子W杯開幕直前 NZ

銃撃現場付近で対応する警察車両=20日、ニュージーランド・オークランド/Nathan Frandino/Reuters

2023.07.20 Thu posted at 09:52 JST

ニュージーランド・オークランド(CNN) ニュージーランド北島オークランドの中心部で銃撃があり、少なくとも2人が死亡、6人が負傷した。ニュージーランド警察が20日に明らかにした。

ニュージーランド警察は事件について「国家安全保障上のリスクはない」とツイートした。「銃撃犯の男も死亡した」としている。

CNN提携局のニュースハブは、この男が血まみれの姿で警察によって現場から運び出される姿をとらえていた。同局によれば、現場から銃声が聞こえた後、男はその場で救急隊の手当てを受けた。

警察によると、現地時間の午前7時22分ごろ、何者かが建物内で発砲しているとの通報があった。銃撃犯は男で、ビルの中を移動しながら発砲を続けていた。

当局は住民にオークランド市中心部への立ち入りを避けるよう呼び掛けた

ビルの上層階に到達すると、男はエレベーターシャフト内に立てこもり、警察が説得を試みたという。

「男はさらに発砲し、その後間もなく死亡が確認された」と警察は述べ、詳細については捜査中としている。

オークランドでは国際サッカー連盟(FIFA)女子ワールドカップ(W杯)の開幕を同日夕に控えており、首都ウェリントンで記者会見したクリス・ヒプキンス首相はW杯について「予定通り開催する」と発表した。

オークランドのウェイン・ブラウン市長は、市中心部の現場付近に近寄らないよう市民に呼びかけている。この一帯は封鎖され、現場につながる道路も通行止めになった。

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