フィンランドのマリン首相、夫と離婚

フィンランドのマリン首相=2022年5月11日、東京/Franck Robichin/EPA/Anadolu Agency/Getty Images

2023.05.11 Thu posted at 09:57 JST

(CNN) フィンランドのマリン首相は10日、夫のマーカス・ライコネン氏と離婚すると発表した。

マリン氏はインスタグラムに「私たちは一緒に離婚届を出した。一緒にいた19年間と最愛の娘に感謝している」と投稿した。2人は今でも「最良の友人」で、家族として今後も時間を過ごすと記した。

地元放送局YLEによると、マリン氏は2020年に実業家で元プロサッカー選手のライコネン氏と結婚した。

マリン氏は先月の議会選で右派の野党「国民連合」に接戦の末敗れた。新たな連立政権ができるまで現職を続ける。

マリン氏は2020年にライコネン氏と結婚した

マリン氏は進歩的な新リーダーとして、世界中のファンからミレニアル世代のロールモデルと支持を受けた。だが、国内ではパーティー参加の動画や高水準の政府歳出で批判を浴びていた。

国内でも中道の若者を中心に依然人気はあるが、多額の年金や教育関連の支出が原因で一部の保守派の反感を買った。

マリン氏は家族で初の大学進学者となり、20歳で政界入り。中道左派の社会民主党で党内の序列を駆け上がり、19年に34歳で史上最年少の首相に就任していた。

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