国土3分の1に爆発物が埋没や散乱か、ウクライナ非常事態庁

ミコライウ州の農地で地雷除去を行うスタッフ=4月9日撮影/Sergei Supinsky/AFP/Getty Images

2023.04.15 Sat posted at 15:45 JST

(CNN) ウクライナ非常事態庁は15日までに、国土の3分の1に爆発物が埋没や散乱している可能性があるとの声明を発表した。

面積にすると約17万4000平方キロ相当になる。

同庁の報道担当者によると、爆発物が散乱などしている危険性が最も高いのは北東部ハルキウ州、東部ドネツク州に南部のヘルソン、ミコライウ両州となっている。

非常事態庁の処理班が信管除去などの作業を進めているとし、ロシアによる侵攻が昨年2月に始まって以降、これまで31万6000個以上を取り除いたとした。エネルギー関連インフラ周辺での地雷処理には特段の注意を払っているとも述べた。

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