欧米供与の戦車・装甲車、第1陣がウクライナに到着

ウクライナ軍の要員がスペイン軍の施設でドイツ製主力戦車「レオパルト2」の訓練を受ける様子=13日、スペイン・サラゴサ/Oscar Del Pozo/AFP/Getty Images

2023.03.28 Tue posted at 07:26 JST

(CNN) ウクライナのレズニコウ国防相は27日、英国の主力戦車や欧米諸国の装甲車の第1陣を受け取ったと明らかにした。

レズニコウ氏はフェイスブックへの投稿で、空挺(くうてい)部隊の司令官らとともに、機甲部隊に新たに加わった兵器の試験を行う栄誉を得たと報告した。

レズニコウ氏によれば、英国から主力戦車「チャレンジャー」を受け取ったほか、米国からは装甲車の「ストライカー」と「クーガー」、ドイツからは歩兵戦闘車「マルダー」の供与を受けた。

レズニコウ氏は各国からの支援の継続に謝意を示した。

ドイツのショルツ首相は、主力戦車「レオパルト2」をウクライナに引き渡したことを明らかにした。

ショルツ氏は27日、ロッテルダムで行われたオランダのルッテ首相との共同記者会見で、発表通りにレオパルトを引き渡したと述べた。ドイツは先に、ウクライナに対して18両のレオパルトを供与すると明らかにしていた。レオパルトは高い機動性や燃費の良さで知られる。

数カ月にわたる協議の後、レオパルト2がウクライナに到着した。ドイツは、米国が主力戦車「エイブラムス」をウクライナに送るのを待っているとして、レオパルトのウクライナへの供与を決断せずにいた。

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