爆発物入ったスーツケースを機内に持ち込みか、男を逮捕 米

空港監視カメラが捉えたマーク・マフリー容疑者とみられる男/FBI/AP

2023.03.02 Thu posted at 13:46 JST

(CNN) 米ペンシルベニア州のリーハイ・バレー国際空港で、スーツケースに爆発物を入れて機内に持ち込もうとしたとして、男が連邦当局に逮捕されたことがわかった。

裁判記録によれば、マーク・マフリー容疑者(40)の手荷物に爆発物が含まれているとの警告が出された。運輸保安庁(TSA)の職員が放送を通じ警備デスクに来るよう求めたものの、マフリー容疑者は現れなかった。

直後に監視カメラが空港を立ち去ろうとするマフリー容疑者の姿を捉えた。同容疑者はフロリダ州のオーランド・サンフォード国際空港行きの便に荷物を預けていた。

連邦捜査局(FBI)は、マフリー容疑者を個人的に知っているというカーボン郡の刑事に連絡を取り、マフリー容疑者の住所が運転免許証の住所と一致することを確認した。

FBIによれば、2月27日夜にマフリー容疑者を自宅で逮捕した。

マーク・マフリー容疑者の運転免許証の写真

マフリー容疑者は勾留されており、今月2日に出廷する見通し。

訴状によれば、手荷物検査の際にTSA職員に警告が送られた。荷物を調べたところ、直径約7.6センチの円形の化合物が発見された。ワックス状の紙と透明なプラスチックのラップで包まれ、手荷物の中に隠されていたという。

技術者が袋をX線検査で調べたところ、内部に業務用の火薬とみられる粉末が隠されているのが見つかった。円形の化合物には導火線が取り付けられていたという。

TSAによれば、念のために周辺で避難を実施し、空港の警察とFBIに通報した。その後、専門家が本物の爆発物だと確認したという。

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