米ミシシッピ州で銃撃、容疑者の元妻を含む6人死亡 保安官

銃撃現場を捜査する法執行機関の職員ら/Adam Itayem/NewsNation/AP

2023.02.18 Sat posted at 14:20 JST

(CNN) 米ミシシッピ州テイト郡で17日、男が元妻などに相次ぎ発砲する事件があり、郡の保安官によると、一連の銃撃で6人が死亡、1人が負傷した。

保安官事務所によると、事件後にリチャード・デール・クラム容疑者(52)が逮捕され、第1級殺人の罪に問われている。この他にも罪状が追加されるとみられている。

当局が緊急通報を受けたのは米東部時間午前11時ごろ。容疑者は同州北部アーカバトラにある店舗の駐車場に車を止め、隣の車に発砲して、運転手を射殺した。車内にいたもう1人は無事だった。

容疑者はいったん店内に入った後、車で元妻の自宅に向かい、元妻を射殺。この家にいた元妻の婚約者に暴行を加えた。

当局は容疑者の自宅の裏手にある路地で、射殺された男性2人の遺体を発見した。1人は路上、もう1人は車内で見つかったという。

逮捕されたリチャード・デール・クラム容疑者(52)

さらに容疑者の自宅の隣にある家でも、射殺された男女2人が発見された。保安官代理はこの2人について、容疑者と血縁関係にある可能性があるとの見方を示している。

一連の銃撃で他に1人が負傷し、救急隊の手当てを受けたものの、病院には搬送されなかった。

保安官は、容疑者が自宅近くの犯行現場を離れようとしたところで身柄を拘束。容疑者の車からは拳銃数丁と散弾銃1丁が見つかった。容疑者は現在、テイト郡の拘置所に勾留されているという。

被害者の身元は公表されていない。保安官は現時点で動機は不明だとしている。

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