(CNN) 映画「アベンジャーズ」シリーズなどへの出演で知られる米俳優ジェレミー・レナーさん(51)が、除雪中の事故で負傷して以降初めてソーシャルメディアに投稿し、回復を祈って「優しい言葉」を寄せた人々に感謝を表明した。
インスタグラムへのこの短い投稿では、顔に傷を負った自撮り画像も共有した。文字をタイプするのも難しい状況だとしつつ、「あなた方全員に愛を贈る」とつづった。
レナーさんは1日、除雪中の事故で「胸部鈍的外傷と整形外科外傷」を負った。広報担当者は3日、レナーさんが病院に送られることになったより詳細な経緯を説明。事故の前には、ネバダ州の自宅近くで車庫までの道の除雪を行っていたとした。事故発生時には家族も一緒にいたという。
広報担当者は3日夜の声明で「ジェレミーの経過は良好で意識はあり、会話もできる。元気で過ごしている」と述べた。依然として集中治療室(ICU)にいるが容体は安定しており、愛情と応援の声が多数届いていることに圧倒されているという。
1日の現地時間午前8時55分、当局は除雪車が絡む事故が起きたとの通報を受けた。現場はワショー郡リノ市のマウント・ローズ・ハイウェーだったという。同郡のダリン・バラーム保安官が3日の会見で明らかにした。
保安官事務所から最初の救援隊が現場に到着したのは午前9時半だった。バラーム保安官によると、レナーさんは自身の除雪車にひかれていた。運転席を離れていた間に除雪車が動き出し、再度乗り込もうとして負傷したという。救援隊が到着する間、隣人らはタオルなどで応急処置を施していた。
当局は、事故当時レナーさんが酔った状態だったとは考えていない。バラーム氏は「不幸な事故だった」と付け加えた。
本人に近い情報筋によると、レナーさんはこれまでけがの治療のため2度の手術を受けたという。
米俳優ジェレミー・レナーさん、除雪中事故