写真特集:インドの砂漠に立つ学校、涼しさ保つ建築技術を見る

2022.12.16 Fri posted at 20:25 JST

 インド北部の砂漠の町ジャイサルメールに、ニューヨークの建築家ダイアナ・ケロッグ氏が設計した学校がある。猛暑の中でも涼しさを確保するため、地元の伝統に根差す建築技術を取り入れた校舎を概観する

Diana Kellogg Architects
ニューヨークの建築家ダイアナ・ケロッグ氏が設計したラジクマリ・ラトナヴァティ女子校には120人の生徒が登録している
Diana Kellogg Architects
インド北部にある砂漠の町ジャイサルメールは、真夏の気温が49度に達することもある
Diana Kellogg Architects
上から見たラジクマリ・ラトナヴァティ女子校は砂漠の卵を思わせる形状。楕円形は女性の強さを象徴している
Diana Kellogg Architects
建物の構造の基本的な素材には地元の砂岩を使用。この地域では昔から多くの建物に使われてきた
Diana Kellogg Architects
砂漠に溶け込み、周囲の環境と「真につながる」ところも。砂岩を使用する利点だったとケロッグ氏は語る
Diana Kellogg Architects
学校内部を取り囲む格子状のジャリ壁。「ベンチュリ効果」で風を加速させ、空間を涼しくする
Diana Kellogg Architects
高い天井と窓は、教室にたまった熱の放出を促進する
Diana Kellogg Architects
地元の建材と設計技術にこだわった建物は、ジャイサルメールの気候にうまく適応している

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