(CNN) サッカー・ワールドカップ(W杯)カタール大会は5日、決勝トーナメント1回戦が行われ、日本がクロアチアと対戦した。試合は1―1のままPK戦にもつれ込み、クロアチアがPK戦を3―1で制した。
PK戦ではクロアチアのGKリバコビッチが日本の4本のうち3本を防ぐ一方、クロアチアは4本中3本を決めた。最後はパシャリッチが試合を決めるキックを沈め、クロアチアの次ラウンド進出を確定させた。
クロアチアの選手はすぐさまリバコビッチのもとに駆け寄って祝福。一方、カタール大会での日本の快進撃は無念の結末を迎えた。
日本は今回、初の準々決勝進出を目指していた。2002年、10年、18年にベスト16で敗退した日本は今回もベスト8進出はならなかった。
5日の試合では日本が前半に前田大然のゴールで先制し、クロアチアが後半にペリシッチの力強いヘディングで追いついた。試合はそのまま1―1でフルタイムのホイッスルを迎え、PK戦に突入した。
敗れはしたものの、日本はW杯で印象的な戦いぶりを見せたと言える。ドイツとスペインを破る2度の番狂わせを演じ、グループリーグを首位で突破。初のベスト8進出まであと一歩に迫った。
ロイター通信によると、主将の吉田麻也は、(8強進出の)壁を打ち破るために4年間毎日、懸命に取り組んできたが、望んだ結果を得られなかったと語った。