(CNN) 国連総会は12日、ロシアによるウクライナ4州の併合について違法であり無効とする決議を圧倒的賛成多数で可決した。
ウクライナのゼレンスキー大統領はツイッターで決議を「歴史的」と評価。賛成票を投じた各国に謝意を示した。
総会でのウクライナ問題に関する緊急特別会合で、米国のリンダ・トーマスグリーンフィールド国連大使は採決について「ウクライナや欧州の未来のみならず、この機構(国連)の基盤そのものにとっても重要だ」と指摘。
「結局のところ国連は、一つの理念の下に創設された。もう二度と、ある国が他国の領土を力によって奪うのを許さないという理念だ」と付け加えた。
その上で、違法な併合の試みは国連としてこれを許さず、承認することも決してないと強調した。