トランプ氏の機密文書問題を扱う判事に脅迫電話 テキサス州の女を逮捕

トランプ氏の機密文書問題を扱うアイリーン・キャノン判事(左)へ脅迫電話で女を逮捕/Brandon Bell/Getty Images

2022.09.13 Tue posted at 17:30 JST

(CNN) トランプ前米大統領の邸宅から機密文書が押収された問題を担当する連邦地裁の判事に対し、脅迫的な電話を繰り返したとして、テキサス州ヒューストン在住の女が先週、逮捕されたことが分かった。

法廷文書によると、ティファニ・シェイ・ギッシュ容疑者は、フロリダ州南部地区連邦地裁のアイリーン・キャノン判事に3件のボイスメールを残した疑い。

キャノン氏は2002年にトランプ氏に任命されて地裁判事となった。機密文書問題で、トランプ氏側が押収物の検証にあたる特任弁護士の選任を求めた件の審理を担当している。

ギッシュ容疑者はボイスメールの中で「ドナルド・トランプはずっと前に失格し、暗殺されることになっている」と話し、トランプ氏を「手助け」するキャノン氏も家族の前で暗殺されるなどと脅した。キャノン氏に「辞職しなければ撃たれる」とも迫った。

別のメッセージでは、自身が米政府の核の責任者を務めていると言い放ち、01年9月の米同時多発テロはトランプ氏にも責任があるなどと主張していた。

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