英エリザベス女王が愛したコーギー犬2頭、アンドルー王子と元妻が引き取り

コーギー犬好きとして知られたエリザベス女王。残った飼い犬のうち2頭は、次男のアンドルー王子らに引き取られることがわかった/Annie Leibovitz/UPPA/ZUMA Press

2022.09.12 Mon posted at 12:54 JST

ロンドン(CNN) 英エリザベス女王の愛犬だったウェルシュ・コーギー犬2頭が、次男のアンドルー王子とセーラ元夫人に引き取られることになった。関係者が11日、CNNに明らかにした。

2人は1996年に離婚した後もロンドン郊外ウィンザーにある邸宅のロイヤルロッジに住んでいる。

関係者によると、セーラ元夫人は犬の散歩や乗馬の趣味を通じて女王と親しくしていた。アンドルー王子と離婚後も、ウィンザーで犬の散歩を通じて女王と親交を続けていたという。

報道によると、エリザベス女王は4頭の犬を飼っていたといい、そのうちの2頭がウェルシュ・コーギー犬の「ミック」と「サンディー」だった。

ほかにも「ドーギー」と呼ばれるミックス犬の「キャンディー」と、コッカースパニエル犬の「リッシー」が残されているが、誰が引き取るのかは分かっていない。

コーギー犬とともに写真に写るエリザベス女王=1952年、スコットランド・バルモラル城

エリザベス女王といえばコーギー犬といわれるほど、女王はコーギー犬と一緒にいる姿で有名だった。

自身のコーギーと、妹のマーガレット王女のダックスフントのミックス犬種「ドーギー」を誕生させたのは女王だったといわれることもある。

女王は父の国王ジョージ6世の愛犬だったコーギー犬を愛し、1944年の18歳の誕生日にウェルシュ・コーギー・ペンブローク種の子犬「スーザン」を贈られた。

以来、何十頭ものコーギー犬を飼い、中でも有名な「ウィロー」は、女王がジェームズ・ボンドと共演する演出の2012年ロンドン・オリンピック開会式の映像にも登場していた。

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