(CNN) 南米コロンビア西部のペレイラで大雨による土砂災害が発生し、15人が死亡、4人が行方不明になっている。国家災害管理当局が9日に明らかにした。
土砂崩れは現地時間の8日午前に発生。国家災害管理当局は8日の時点で35人が負傷したと発表していた。住宅は4棟が破壊され、52棟の住民が避難している。
現場では軍や消防、赤十字が対応に当たっており、9日の夜明けとともに捜索活動が再開される。
8日の発表によれば、朝方の大雨で地盤が緩み、土砂崩れが発生して住宅を押し流した。
現地ではさらなる危険を防止するため、水道やガスのサービスが中断されている。
災害管理当局は、政府が被災者に連帯の意を表したと述べ、家を失った世帯のための賃貸支援活動に乗り出し、自治体と政府、国家がこの支援を保証するとしている。
救助隊とともに捜索活動に当たる地域住民ら=8日、コロンビア・ペレイラ/Andres Otalvaro/AP
当局によると、コロンビアではほかにも住宅数百棟が大雨によって被災している。