スーパー店内の銃撃事件で39歳の男を逮捕 米ワシントン州

米ワシントン州リッチランドの警察が公開した写真/Richland Police Department

2022.02.09 Wed posted at 13:00 JST

(CNN) 米ワシントン州南部リッチランドの警察は7日、市内のスーパーマーケットで発生した銃撃事件の容疑者を逮捕したと発表した。

7日の昼前に発生した事件では撃たれた男性が死亡し、もう1人が負傷した。警察が公開した容疑者の画像に対し、多数の情報が寄せられたという。

発表によると、アーロン・クリストファー・ケリー容疑者(39)は銃撃現場から北東へ160キロあまり離れた幹線道路上で、抵抗せずに逮捕された。計画的殺人と殺人の罪に問われ、8日午後に出廷する予定。


アーロン・クリストファー・ケリー容疑者(39)/Richland Police Department

死亡した男性は買い物代行サービス「インスタカート」のスタッフ(38)だったことが判明した。

銃撃事件をうけてスーパーマーケットから出る人々

リッチランド警察の幹部が8日の記者会見で語ったところによると、ケリー容疑者はボストンバッグとバックパックを乗せたカートを押して入店した直後、死亡した男性と10~15秒ほど言葉を交わし、けん銃を取り出して発砲した。近くにいた従業員も巻き込まれて負傷し、重体に陥った。

捜査当局によると、容疑者と被害者2人の間につながりはなかったとみられる。知人の話によれば、容疑者は数カ月~数週間前から元気がなくなり、友人や家族と距離を置いている様子だったという。


米ワシントン州リッチランドの警察が公開した写真/Richland Police Department

ケリー容疑者が事件の4日前、同じスーパーチェーンの隣町の店舗で万引きの疑いをかけられ、従業員に写真を撮られていたことも分かった。従業員らによれば、同容疑者はこれより前にも何度か万引きの前歴があった。


地元警察が公開した店内の男の写真/Richland Police Department

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