ウガンダ首都で爆発 3人死亡、33人負傷

爆発による火災の消火活動にあたる人々=16日、ウガンダ・カンパラ/Ivan Kabuye/AFP/Getty Images

2021.11.17 Wed posted at 12:40 JST

ウガンダ・カンパラ(CNN) 東アフリカ・ウガンダの首都カンパラで16日午前、2度の自爆攻撃があり、警察によれば、少なくとも3人が死亡し、33人が負傷した。

警察の広報担当は記者会見で、民間人2人と警官1人が爆発によって死亡したと明らかにした。自爆攻撃をした3人も死亡したという。

警察はまだ全体の犠牲者数を確定しておらず、法医学の専門家が現場で作業を進めているという。


爆発による火災の消火活動にあたる人々=16日、ウガンダ・カンパラ/Ivan Kabuye/AFP/Getty Images

カンパラでは5分以内に2度の爆発が発生した。警察によれば、監視カメラの映像には、バックパックを運ぶ成人男性1人が午前10時3分ごろ、中央警察署の近くで自爆した様子が捉えられている。

爆発現場のパトカー=16日、ウガンダ・カンパラ

最初の爆発が起きた現場で2人の死亡が確認されたほか、17人が負傷した。

最初の爆発の3分後、オートバイに乗った2人の自爆犯が、ラジャ・チェンバースやジュビリー・インシュランス・ビルディングの近くで自爆した。現場では自爆犯2人が死亡したほか、民間人1人の遺体も発見された。

警察によれば、2度の爆発により、33人が負傷し、そのうちの5人が重体となっている。

警察は4人目の自爆犯の行方を追っている。さらに2つの爆弾が自爆犯の自宅から発見されたが、安全に爆発させたという。

警察は、今回の攻撃について、イスラムの反政府組織「民主同盟軍(ADF)」の特徴があると述べた。警察は爆発の脅威は去っていないとして人々に警戒を呼び掛けている。

ウガンダ首都で爆発 3人死亡

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。