(CNN) スペインの首都マドリードでサーカスのラクダ多数とラマ1頭が集団で脱走し、市内の道路を歩き回って警察が出動する騒ぎがあった。
ラクダとラマは現地時間の5日未明にサーカスから脱走。マドリード市内の道路を集団で歩き回る姿が目撃された。
スペイン国家警察のツイッターによると、警察は現地時間の午前5時ごろ、動物たちの居場所を突き止め、無事にサーカスに連れ戻した。
ツイッターにはラクダとラマが道路添いに集まった写真や警察に連行される写真も掲載され、「#WeLoveAnimals」のハッシュタグが添えられている。
サーカス団はインスタグラムへの投稿で5日夜に「動物による妨害工作に遭った」としながらも、「動物たちは元気です」と伝えた。
同サーカス団のラクダたちは中央アジアと東アジアの原産で、普通はマドリードの道路よりも砂漠の地形の方が慣れている。ただ、多様な環境で生存できる能力があり、今はほとんどが家畜化されている。
マドリード市内の道路を集団で歩き回る姿が目撃された/Policía Nacional