4人死亡の銃撃事件、元海兵隊員が「神がそうするように言った」 米

4人を銃で殺害した元米海兵隊員が「神に言われてやった」と供述/WFTS

2021.09.07 Tue posted at 16:30 JST

(CNN) 米フロリダ州レークランド郊外の民家で生後3カ月の乳児ら4人が死亡した事件で、容疑者の元海兵隊員が「神がそうするように言った」と供述していることがわかった。宣誓供述書で明らかになった。

事件は5日未明に発生し、4人が銃で撃たれて死亡した。11歳の子どもも負傷した。

ポーク郡のグレーディー・ジャッド保安官によれば、防弾チョッキを身につけた容疑者は民家に立てこもり、警官らに発砲した後、投降した。同容疑者は投降後も警官から銃を奪おうとして再び取り押さえられた。

ジャッド保安官によれば、動機はわかっておらず、当局は、容疑者がいずれの犠牲者とも知り合いではなかったとみている。

ジャッド保安官は「我々が現在わかっているのは、たくさんの銃器を持った常軌を逸した男が発砲して、罪なき人々を殺害したということだ」と述べた。

拘束されたブライアン・ライリー容疑者

拘束されたのはブライアン・ライリー容疑者(33)で、発砲現場から車で約45分離れたブランドンに住んでいた。

宣誓供述書によれば、ライリー容疑者は保安官代理に複数の人を撃ったことを認めており、「神がそうするように言った」と述べたという。子どもを撃ったことについては「なぜなら、私は病人だから」と発言したとされる。

事件では、住宅で40歳の男性と、生後3カ月の子ども、33歳の母親が死亡しているのが見つかった。別の住宅でも62歳の祖母が死亡しているのが発見された。いずれの犠牲者も複数の銃による傷があった。家族の飼い犬も射殺されていた。

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