メッシ、PSGとの2年契約に署名 バルサでの日々に終止符

パリ・サンジェルマン(PSG)はリオネル・メッシが契約に署名したことを発表した/Paris Saint-Germain

2021.08.11 Wed posted at 09:21 JST

(CNN) サッカーのアルゼンチン代表リオネル・メッシは10日、フランス1部リーグのパリ・サンジェルマン(PSG)との契約に署名した。メッシが長年を過ごしたスペイン1部リーグ、バルセロナとの関係は終わりを迎えた。

PSGの声明によると、契約期間は2年間で、3年間に延長するオプションが付く。

メッシは声明で、「PSGでキャリアの新たな1章を始めることができ興奮している。このクラブの全てがサッカーに対する私の野心と一致している」「チームの仲間やコーチがどれだけ才能豊かかは分かっている。クラブとファンのために何か特別なものをつくる手助けをしたい」と述べた。

メッシは同日、フランスの首都パリに到着。これに合わせPSGはSNS上で、メッシのアルゼンチン代表のユニホームや、メッシが獲得した最優秀選手賞「バロンドール」のトロフィー6つを映した短い動画を公開していた。

フランス・パリに到着後、窓からサポーターらに手を振るリオネル・メッシ=10日

バルセロナでメッシと共にプレーし、今はPSGのスター選手となっているネイマールも、インスタグラムで「また一緒になった」と言及した。

バルセロナが欧州チャンピオンズリーグ(CL)を最後に制したのは2015年で、この時はメッシとネイマールが一緒にプレーしていた。PSGは世界最高水準の選手2人の再会により、初のCL制覇を手繰り寄せたい考えだ。

PSGのナーセル・アル・ヘライフィー会長兼最高経営責任者(CEO)は声明で、「リオネル・メッシがPSG加入を選んでくれて嬉しい。彼と彼の家族をパリに迎えることができ誇らしく思う」と述べた。

メッシのPSG移籍により、20年あまりに続いたバルセロナでの在籍期間には終止符が打たれた。

バルセロナによると、双方は新たな契約で合意に達していたものの、クラブの厳しい財務状況とスペインリーグのファイナンシャル・フェアプレー(FFP)規則が妨げとなり、締結には至らなかったという。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。