カール・ルイスさん、米国のリレー予選敗退を酷評 「全くの恥」

陸上男子400メートルリレー予選で6位となった直後のクレーボン・ギレスピー/Patrick Smith/Getty Images

2021.08.06 Fri posted at 12:56 JST

(CNN) 米陸上競技の往年の名選手カール・ルイスさん(60)は、5日に行われた東京オリンピック(五輪)の男子400メートルリレー予選で米国が6位に終わったことに触れ、「全くの恥」だと酷評した。

米国チームは男子100メートルで決勝進出を果たしたフレッド・カーリーとロニー・ベイカーの2人にトレイボン・ブロメル、クレーボン・ギレスピーで構成されていたが、結果は振るわず、米国はこの競技でまたしてもメダルを逃した。

五輪の400メートルリレーで2個、他競技で7個の金メダルを獲得しているルイスさんはツイッターで、「男子リレーの米国チームはすべて間違っていた」と酷評。

バトンパスのミスやリーダシップの欠如などに言及したうえで、「全くの恥だ。米国代表チームがアマチュア運動連合(AAU)の子よりも悪く見えるとは、到底受け入れられない」と書き込んだ。

レースは中国が1位に入り、カナダが2位に続いた

豪華メンバーで臨んだ米国チームだったが、バトンタッチやスピードアップに苦戦し、アンカーのギレスピーもインパクトを残せなかった。

レースは中国が37秒92で1位に入り、カナダが2位に続いた。男子100メートルの優勝者ラモントマルチェル・ヤコブスを擁するイタリアも、過去最高の37秒95をマークして決勝進出を決めた。

米国は五輪の男子400メートルリレーで最多15回の優勝を誇るが、2000年のシドニー大会以降は優勝から遠ざかっている。04年のアテネ大会で銀を獲得した後はメダルもない。

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