(CNN) 英国のヘンリー王子とメーガン妃は6日、夫妻の第2子となる長女が誕生したと発表した。
発表によると、メーガン妃は夫妻の住まいがある米カリフォルニア州サンタバーバラの病院で、4日午前11時40分に3490グラムの女児を出産。母子ともに健康で、すでに帰宅している。
ヘンリー王子の祖母エリザベス女王の愛称と同じ「リリベット」と名付け、ミドルネームは王子の母、故ダイアナ元妃にちなんで「ダイアナ」を選んだという。
夫妻が設立したアーチウェル財団のウェブサイトにも、「世界中から愛と祈りが寄せられているのを感じ、感謝している」とのメッセージが掲載された。
英王室は6日、エリザベス女王らが誕生の知らせを受けて喜んでいると発表。ヘンリー王子の父チャールズ皇太子とカミラ夫人、兄ウィリアム王子とキャサリン妃もツイッター上で祝いの言葉を贈った。
夫妻は今年2月にメーガン妃が第2子を妊娠していることを発表し、3月には女の子だと明かしていた。
第1子である長男のアーチー君は現在2歳。ヘンリー王子は昨年、英誌上の対談で「子どもは2人まで」と発言している。
リリベットちゃんは女王にとって11番目のひ孫だ。王位継承権はチャールズ皇太子、ウィリアム王子と3人の子どもたち、ヘンリー王子、アーチー君に続く8位と、外国生まれの王室メンバーとしては過去最上位。また米国で生まれたため、米英の二重国籍となる。