（ＣＮＮ） 新型コロナウイルスの新たな爆発的な拡大に直面するインド北部ウッタルプラデシュ州で死去したイスラム教の上位導師の葬儀に数百人規模の宗徒が予防策を無視して参加していたことが１３日までにわかった。
同州では全土で封鎖措置が発動されている。地元警察によると、地域社会で敬愛されていた同導師が９日午後、同州バダウンで亡くなったとの情報が拡散すると、宗徒が集まり始めたという。
外出禁止令が敷かれていたものの検問所などはくぐり抜けられたと説明。新型コロナの行動制限がなかった場合、群衆の集結は数十万人規模に到達していた可能性があるとも述べた。
逮捕者は出ていない。地元警察は違反行為があったと判断し、調べていると述べた。
同州政府は封鎖措置を今月１７日まで延期することを先に発表していた。