(CNN) 米ネブラスカ州オマハでこのほど、常連客が来店しなかったことを不審に思ったペットショップの店員が当局に連絡を取り、この常連客の救助につながる出来事があった。
「ペットスマート」の店主によれば、ペットの飼い主が犬の引き取りに現れなかったという。この飼い主は常連客で犬もよく世話されていた。犬を置いて行った際はすべていつも通りのようだったという。
店は飼い主に連絡を取ろうとしたがうまくいかなかった。
そこで店は動物管理局員のキシャ・ウィザースプーンさんに連絡した。ウィザースプーンさんは飼い主のことが心配になり、捜査員のミスティー・ビナウさんに状況を確認するよう伝えた。
ビナウさんは飼い主の自宅を訪問したが反応がなかったため、警察に通報。警察が家の中に入ると飼い主が病気のために倒れているのを発見した。
ネブラスカ州動物愛護協会は、ウィザースプーンさんとビナウさんらの行動をたたえた。同協会によれば、犬はトリミングを済ませて家族のもとにもどった。飼い主も必要な治療を受けたという。