(CNN) 中米グアテマラの首都グアテマラ市にあるラ・アウロラ国際空港が22日、一時的に閉鎖された。近くの火山から風に乗って運ばれた火山灰が影響した。
グアテマラの民間航空当局によれば、近くにあるパカヤ山からの灰が空港に届いた。
空港の約48キロ南に位置するパカヤ山はここ数週間活動を見せていた。
航空当局によれば、空港閉鎖の措置はグアテマラ気象庁(INSIVUMEH)からの勧告に従ったという。INSIVUMEHは首都の多くの地域で火山灰が増えるとの見通しを示した。
航空当局によれば、航空機9機が影響を受けて駐機しているほか、米ロサンゼルスからの便はエルサルバドルへ進路を変更した。
航空当局トップがツイッターに投稿した動画によれば、閉鎖の期間は不明だが、可能な限り早期に空港を再開できることを希望しているという。
火山灰による雲は視界の低下や操縦装置の損傷、エンジンの故障など航空業界にとっては深刻な危機につながる。