首都の国際空港を一時閉鎖、火山灰が影響 中米グアテマラ

中米グアテマラの国際空港で火山灰をかぶった状態で駐機する航空機/Moises Castillo/AP

2021.03.24 Wed posted at 14:10 JST

(CNN) 中米グアテマラの首都グアテマラ市にあるラ・アウロラ国際空港が22日、一時的に閉鎖された。近くの火山から風に乗って運ばれた火山灰が影響した。

グアテマラの民間航空当局によれば、近くにあるパカヤ山からの灰が空港に届いた。

空港の約48キロ南に位置するパカヤ山はここ数週間活動を見せていた。

航空当局によれば、空港閉鎖の措置はグアテマラ気象庁(INSIVUMEH)からの勧告に従ったという。INSIVUMEHは首都の多くの地域で火山灰が増えるとの見通しを示した。

航空当局によれば、航空機9機が影響を受けて駐機しているほか、米ロサンゼルスからの便はエルサルバドルへ進路を変更した。

航空当局トップがツイッターに投稿した動画によれば、閉鎖の期間は不明だが、可能な限り早期に空港を再開できることを希望しているという。

火山灰による雲は視界の低下や操縦装置の損傷、エンジンの故障など航空業界にとっては深刻な危機につながる。

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