スキーヤーがヒグマに襲われ負傷、ヘリで搬送 アラスカ

負傷したスキーヤーの男性は沿岸警備隊のヘリコプターで搬送された=6日、米アラスカ州/U.S. Coast Guard

2021.02.10 Wed posted at 11:44 JST

(CNN) 米アラスカ州南東部ヘインズ付近の山で先週末、スキーをしていた男性がヒグマに襲われ、負傷した。

米沿岸警備隊によると、男性は6日、グループで斜面を登っている時に襲われ、頭部と両手にけがを負った。

州当局によれば、男性は偶然、巣穴で冬眠していた母グマを起こしてしまったようだ。途中で死んだふりをするのがいいと気づいて助かったとみられる。

沿岸警備隊のヘリコプターが出動し、ヘインズの北西約16キロ、標高約490メートルの地点で男性とスキーヤー2人を発見した。

救助隊員が地上に降りて男性の容体を確認し、ヘリにつり上げて病院へ搬送した。男性はこの時点で意識があったという。

ほかの2人が応急手当をして、沿岸警備隊に通報した。2人はその後、自力で山を下りた。

ヘリの副操縦士は、一行の衛星通信機器で正確な場所が分かり、服装が鮮やかな色だったので上空からすぐに見つけることができたと話している。

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