米シカゴで連続発砲 3人死亡、容疑者は死亡

シカゴで連続発砲事件があり、少なくとも3人が死亡した/WBBM

2021.01.12 Tue posted at 11:48 JST

(CNN) 米イリノイ州シカゴで複数の発砲事件があり、警察によれば、3人が死亡し、複数の負傷者が出た。容疑者の男は警官と対峙(たいじ)した末に死亡した。

シカゴ警察のブラウン本部長は記者会見で、現地時間9日の午後1時50分ごろに発砲が始まったと明らかにした。容疑者の男が駐車場に入り、車の中にいた30歳の男性を射殺した。

容疑者は最初の発砲の後、数区画離れた場所にある共同住宅の玄関ホールに入った。電話を使いたいと頼んだ後、警備員を撃った。警備員の女性は胸を撃たれ、病院で死亡が確認された。

同じ建物で手紙を取りに来た77歳の女性は頭部を撃たれ重体となっている。

容疑者はその後、近くの建物で知り合いの男性に銃を突きつけ車の鍵を奪うと、車で逃走した。

容疑者は午後3時45分ごろ、コンビニエンスストアで強盗を宣言した後、店内で発砲した。20歳の男性が頭部を撃たれて死亡した。81歳の女性が背中や首を撃たれて重体となった。

容疑者は午後5時ごろ、母親の運転する車に乗っていた15歳の少女を撃った。少女は重体となっている。

シカゴ警察のブラウン本部長によると、犯人の動機はまだ分かっていない

警察によれば、容疑者はコンビニエンスストアに戻り、事件の捜査を行っていた警官に向かって発砲した。

容疑者は走って近くのレストランに移動し、女性を人質にした。容疑者は女性に向かって発砲し、徒歩で逃走した。警官が駐車場で容疑者と対峙し、容疑者は現場で死亡した。人質になった女性は入院している。

事件に関する捜査が行われているが、現時点では発砲の動機は明らかになっていない。

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