写真特集:ボリビアのアンデス山脈、新種が続々見つかる

赤と黄色、緑の鮮やかな色にちなんで「ボリビアン・フラッグ・スネーク」と命名されたヘビ/Courtesy of Conservation International / Trond Larsen

2020.12.14 Mon posted at 18:16 JST

 南米ボリビアのアンデス山脈を探検した環境保護団体の調査団が、ヘビやカエルなどの新種20種を発見し、何十年も目撃情報がなく絶滅したと思われていた動物や植物も見つかったと発表した。見つかった動植物の一部を写真で見る

Courtesy of Conservation International / Trond Larsen
科学者はボリビア・アンデスのゾンゴ渓谷で20種もの新種を発見した。写真は「マウンテン・フェルドランス」と名付けられた毒蛇で大きな牙と頭部の熱感知穴で獲物を検知する
Courtesy of Conservation International / Trond Larsen
絶滅したと思われていた種も4種が再発見された。このうち黒い体に赤い目をもつ姿から「悪魔の目のカエル」と呼ばれる種は、生息地に水力発電ダムが建設されて以来、20年ぶりに発見された
Courtesy of Conservation International / Trond Larsen
赤と黄色、緑の鮮やかな色にちなんで「ボリビアン・フラッグ・スネーク」と命名されたヘビ
Courtesy of Conservation International / Trond Larsen
体長が1センチしかないカエルは、世界最小級の両生類として、ガリバー旅行記に出てくる小人にちなみ「リリパット・フロッグ」と命名された
Courtesy of Conservation International / Trond Larsen
色鮮やかな紫色と黄色の花を持つカップランの新種。中南米で見つかる種の仲間の一つ
Courtesy of Conservation International / Fernando Guerra
ゾンゴ渓谷で98年ぶりに見つかったチョウの一種「サタ・バタフライ」
Courtesy of Conservation International / Ivan Jimenez
新種のヤチランは昆虫を呼び寄せて花粉を運ばせるため、一部が昆虫に似た形状となっている
Courtesy of Conservation International / Trond Larsen
色が特徴的な「ケーツビーズ・スネール・サッカー」はカタツムリやナメクジを食べる
Courtesy of Conservation International / Ivan Jimenez
科学者にとっては新種の動植物も、地元の人々にはなじみのあるものだ。新種の竹は地元で建設資材や管楽器として普通に使われている
Courtesy of Conservation International / Trond Larsen
ゾンゴ渓谷の雲霧林ではモルフォチョウの幼虫が竹を食べる。成虫はそのまばゆい青色の羽で有名
Courtesy of Conservation International / Trond Larsen
ゾンゴ渓谷は幻想的な滝がいくつもある。地元の人はそこから建築資材を調達したり、渓谷を水力発電に利用したり、首都ラパスや周辺地域の水源にするなどして利用している
Courtesy of Conservation International / Trond Larsen
アンデス山脈の険しい斜面を登っていくと、更に起伏に富んだ、多くの滝が流れる光景に出合う
Courtesy of Conservation International / Trond Larsen
非常に珍しい「メルセデス・ラバー・フロッグ」もゾンゴ渓谷のいくつかの場所で見つかった
Courtesy of Conservation International / Fernando Guerra
「メタルマーク・バタフライ」の新種も発見。雲霧林の林冠部に生息し、花の蜜を吸う

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