メッシ、バルセロナに退団の意思伝える

サッカーのリオネル・メッシ選手がFCバルセロナを退団する意志を伝えていることがわかった/Alex Caparros/Getty Images

2020.08.26 Wed posted at 11:28 JST

(CNN) サッカーのアルゼンチン代表で、世界的なスターとして知られるリオネル・メッシ選手が、 所属するスペインのFCバルセロナに退団する意思を伝えていたことが26日までに分かった。選手本人に近い情報筋がCNNに確認した。

33歳のメッシ選手は2000年からバルセロナに在籍している。2017年7月にはクラブとの契約を21年6月まで延長すると発表していた。

バルセロナのジョゼップ・マリア・バルトロメウ会長はこのほど、クラブの公式テレビでメッシ選手について、「バルサでキャリアを終えたいと何度も口にしている」と説明。クラブとしても手放すつもりはなく、今後も「メッシの時代」は続くとの見解を示した。

CNNはバルセロナにコメントを求めたが、これまでのところ返答はない。

04年にスペインリーグデビューを飾ったメッシ選手は、その後年間の世界最優秀選手に与えられる「バロンドール」を6度受賞。バルセロナに10度のリーグタイトルをもたらし、欧州最強クラブを決めるチャンピオンズリーグ(CL)も4度制した。こうした実績から、サッカー史上最高の選手の1人に数えられている。

仮にメッシ選手がバルセロナを去るとしても、その巨額の年棒を支払える余裕のあるクラブはごく一握りにとどまりそうだ。バルサ時代にメッシ選手を指導したペップ・グアルディオラ監督が率いる英イングランド・プレミアリーグのマンチェスター・シティーか、今季のCLで決勝まで勝ち上がったフランスリーグのパリ・サンジェルマンが有力な移籍先候補となるだろう。

バルセロナはCLの準々決勝でドイツのバイエルン・ミュンヘンに8―2の屈辱的な大敗を喫した後、キケ・セティエン監督を解任。元所属選手のロナルド・クーマン氏を後任に据えている。

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