ニューヨーク(CNN Business) 米マイクロソフトのチャットツール「Teams(チームズ)」が米プロフットボールNFLの全32チームで利用できるようになったことがわかった。マイクロソフトは2013年以来、NFLとテクノロジー分野で提携しているが協力関係がさらに深まった形だ。
マイクロソフトは3日、連携を拡大の一環として、チームズがすべてのチームでアクセスできるようになると明らかにした。
チャットツールの競合としては「Slack(スラック)」が知られている。マイクロソフトが昨年11月に発表したところによれば、チームズの日々のアクティブユーザー数は約2000万人。対してスラックは約1200万人。
マイクロソフトによれば、すでに複数のチームでチームズは利用されている。ニューヨーク・ジェッツは4月のドラフトでチームズを利用する計画だ。NFL王者のカンザスシティー・チーフスはすでに遠征に出ているスカウトとのスケジュール調整などに活用しているという。
マイクロソフトの製品でいうと、NFLのコーチがサイドラインでタブレット端末の「Surface(サーフェス)」を使用する姿は見慣れた光景になっている。