見て分かる、武漢コロナウイルスの感染拡大

2020.01.23 Thu posted at 18:09 JST

 北省の武漢市は22日、新型コロナウイルスの感染拡大を食い止めるため、同市を出発する旅客機や列車について、空港と駅を一時的に封鎖すると発表した。路線バスやフェリー、長距離バス、地下鉄を含む市内の公共交通機関も全て運行を中止する。新型コロナウイルスの広がりを絵で見る

新型コロナウイルスの感染拡大は人口1100万人を擁する中国中部の大都市、武漢で発生。当局者は市内の華南海産物市場の野生動物が感染源の可能性があると見ている
感染は今週までに中国の20州以上に広がった
感染は世界に広がりを見せており、タイ、日本、韓国、台湾、米国で感染者を確認
武漢は国内高速鉄道の中心地となっているほか、武漢天河国際空港は主要なハブ空港となっており、世界60以上の空港と航空便を結ぶ
世界保健機関(WHO)や中国当局によると、先月8日から1月22日までに、感染確定者571人のうち17人が死亡。致死率はSARSの9.6%と比べると同日時点で3%となっている。SARSほど感染力は強くないと言われているが、感染者数は増加を続け、実際の感染者数は18日時点で4000人に近いと推計する英国の研究者もいる

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