米シカゴの民家で発砲事件、13人が撃たれ負傷

現場に駆けつけた警官/Michael Kowal

2019.12.23 Mon posted at 09:56 JST

(CNN) 米イリノイ州シカゴ市内の民家で22日、パーティーの最中に複数の参加者が発砲し、警察によると13人が負傷した。

負傷者は16歳から48歳前後で、最年少者を含む4人が重体。残る9人の容体は安定しているという。

調べによると、この家では当時、今年4月に殺害された人物の追悼パーティーが開かれていた。

参加者同士のけんかを発端に、まず家の中で発砲があり、だれもが外へ逃げ出したところで1人がさらに発砲。そこへ通りかかった車を、もう1人が銃撃した。

防犯カメラの映像には、屋外で無差別に発砲したとみられる2人の姿が映っていた。

警察は負傷者のうち、けんかの当事者とみられる1人と、武器を持っていて逮捕された1人を捜査している。けんかが起きた理由は捜査中だが、ギャング組織との関連はないとみられる。

シカゴのライトフット市長は同日、負傷者やその家族を見舞った。同氏によると、負傷者の一部はシカゴの住民だが、州外から訪れていた人もいたという。同氏は「私たちの街でこのような暴力が起きることは容認できない」と宣言し、事件についての情報提供を呼び掛けた。

米シカゴの民家で発砲、13人負傷

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