バングラデシュ、サイクロン接近で50万人が避難

サイクロンの接近に伴い、バングラデシュでは約50万人が避難した/DIBYANGSHU SARKAR/AFP via Getty Images

2019.11.10 Sun posted at 11:46 JST

ニューデリー(CNN) バングラデシュの災害対策当局によると、同国沿岸部に9日夜、強い勢力のサイクロンが上陸すると予想され、同日までに住民約50万人が避難した。

サイクロンは同日、バングラデシュ沖約200キロの海上を時速15~20キロの速さで進んだ。

現地ではボランティア団体が住民らに警戒を呼び掛け、軍部隊も出動して治安確保に努めた。同国南東部のチッタゴン空港は閉鎖された。

沿岸部ではサイクロンの上陸にともない、約1.5~2.1メートルの高潮が予想された。

バングラデシュに隣接するインド東部の西ベンガル州も、サイクロン直撃に向けて警戒態勢を取った。インド気象当局は、サイクロンの最大風速が30メートル以上に及ぶと発表。州都コルカタの空港も9日午後6時から10日午前6時まで閉鎖された。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。