米デルタ航空機、エンジン不具合で緊急着陸

デルタ機がエンジンの不具合により緊急着陸する出来事があった/Daniel Slim/AFP/Getty Images

2019.07.10 Wed posted at 16:43 JST

(CNN) 米デルタ航空国内線の旅客機が8日、飛行中にエンジンの不具合を起こし、ノースカロライナ州の空港に緊急着陸した。

同機は乗客約150人を乗せ、アトランタからボルティモアへ向かっていた。離陸の約1時間後に機長から緊急着陸のアナウンスがあり、午後2時20分にローリー・ダーラム国際空港に到着。乗客は別の便でボルティモアへ向かった。

搭乗していた女性がCNN系列局に語ったところによると、飛行中に大きな音がして客室に煙が入ってきた。スピードがやや落ちて機内の気温が上がり、空調が止まったという。

一緒にいた男性は携帯電話を取り出し、家族へのメッセージを打ち込んだと話す。

乗客の1人が撮影した動画には、ジェットエンジンの中で外れた中心部が転がる様子が映っていた。

デルタ航空によると、エンジンはすでに交換し、同機は現地時間の10日午前から運航を再開する。故障した部品の状態はアトランタの整備チームが精査するという。

デルタ機、エンジン不具合で緊急着陸

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