サウジの空港にドローン攻撃、9人負傷

サウジ南西部にあるアブハ空港へのドローン攻撃で9人が負傷した/AFP/Getty Images

2019.07.03 Wed posted at 10:35 JST

(CNN) サウジ南西部のアブハ国際空港が2日にドローンで攻撃され、9人が負傷した。サウジアラビア主導の有志連合によると、同空港が攻撃されたのは先月に続いて2度目だった。

2日のドローン攻撃に関連して、イランを後ろ盾とするイエメンの反政府武装組織「フーシ」は、傘下の通信社を通じて関与を認める声明を出した。

フーシと戦闘を続けるサウジ主導の有志連合もドローンによる攻撃を確認、イラン政府が関与したとの見方を示している。

サウジ通信社によると、負傷したのはサウジ人8人とインド人1人だった。アブハ国際空港は、リゾート地として人気の高い山間部のアブハ地域に位置する。

サウジ率いる有志連合の報道官は、「テロ組織のフーシが非道にも市民を標的とし続けている」と述べ、「そうしたテロ攻撃が続き、手口が高度化していることは、テロ組織フーシを支援するイラン政権の関与を裏付ける」と主張した。

アブハ国際空港では6月にも到着ロビーにミサイルが着弾し、26人が負傷していた。

イランは核合意を巡り、米国との間で対立を深めている。

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