米朝電撃会談で「場外乱闘」、新任のホワイトハウス報道官が打撲傷

ホワイトハウスのステファニー・グリシャム報道官。北朝鮮当局者ともみ合いになり、打撲傷を負った/CNN

2019.07.01 Mon posted at 09:39 JST

(CNN) 6月30日に行われたトランプ米大統領と北朝鮮の金正恩(キムジョンウン)朝鮮労働党委員長の電撃会談で、場外の取材現場が大混乱に陥り、新任のホワイトハウス報道官、ステファニー・グリシャム氏が打撲傷を負った。

現場にいた関係者によると、米鮮の記者団が争って首脳会談を取材しようと殺到する中で、北朝鮮当局者との「大乱闘」にグリシャム報道官が巻き込まれた。

この騒ぎの後、グリシャム報道官は首脳会談が行われている建物の外へ記者団を誘導した。続いて非武装地帯(DMZ)を訪れたトランプ大統領に同行した際も、けがのことを気にする様子は見せなかった。

3度目の米朝首脳会談は、トランプ大統領がツイッターで国境越しの握手を呼び掛け、翌日に急きょ実現した。

トランプ米大統領のメラニア夫人の広報担当だったグリシャム氏は、退任したサラ・サンダース氏の後任として、6月にホワイトハウスの報道官に指名された。

メラニア夫人は6月25日、グリシャム氏がホワイトハウス報道官と広報部長を兼務すると発表。「政権と我が国のために、これ以上の人材は考えられない」とツイートしていた。

米朝会談で場外乱闘、米報道官が打撲

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