米大学不正入学、女優ら14人有罪認める

名門大学への入学不正事件について自らの有罪を認めたフェリシティ・ハフマン被告/Charles Krupa/AP

2019.04.09 Tue posted at 13:26 JST

(CNN) 子どもを名門大学へ入学させるために親らが不正を働いた事件で、米マサチューセッツの連邦地検は8日、女優を含む14人の被告が有罪を認めたことを明らかにした。

このうち人気ドラマ「デスパレートな妻たち」への出演などで知られるフェリシティ・ハフマン被告は、進学指導会社の経営者に1万5000ドルを支払い、娘が大学進学適性試験の「SAT」を受験するにあたって便宜を図ってもらったことを認めた。

ハフマン被告については最長20年の実刑が科される可能性があったが、求刑の軽減と引き換えに有罪を認める司法取引に応じたことで検察の求刑は最低限の禁錮、罰金2万ドル、監視付き釈放1年となる見通し。

被告らに対する最終的な量刑の判断は、連邦判事に委ねられる。

ハフマン被告は声明で自らの罪を全面的に認め、深い後悔と恥辱を感じていると述べた。そのうえで、大学に入ろうと日々勉強に励んでいる学生とその親たちに対して謝罪したいとした。

今回の事件では、入学不正をめぐる刑事訴追として過去最大規模の50人が起訴されている。

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