(CNN) アフリカ中部のブルンジで教科書に載っている同国のヌクルンジザ大統領の顔に落書きしたとして女学生3人が拘束された件で、国際人権団体ヒューマン・ライツ・ウオッチ(HRW)は27日、学生が解放されたと明らかにした。
HRWのアフリカ中部担当責任者によれば、法相が地元メディアを通じて学生の仮放免が認められたと明らかにしてから2日後に3人は解放された。
この女学生らは今月18日に「国家元首を侮辱した罪」で起訴されていた。
学生の拘束について、国際社会から非難の声があがったほか、ソーシャルメディア上でも学生を支持する動きが出ていた。
ブルンジでは2016年にも、教科書の大統領の顔に批判的な文言を書き込んで侮辱したとして中等学校の生徒8人が逮捕されていた。