シリア軍、「敵性の標的」を複数迎撃 国営通信

シリアの防空軍が首都上空で「敵性の標的」を迎撃したという/SANA

2018.12.26 Wed posted at 18:30 JST

(CNN) シリアの国営シリア・アラブ通信(SANA)によると、同国の防空軍は25日、首都ダマスカス西郊の上空で、レバノン領空から侵入した「敵性の標的」を複数迎撃した。

SANAは軍関係者の話として、イスラエルのミサイル1発が武器庫に撃ち込まれ、シリア軍兵士3人が負傷したと伝えた。

ただし、このほかのミサイルはほとんど撃ち落としたため、武器庫以外に被害はなかったという。

一方イスラエル軍は、防空システムがシリアからの対空ミサイル1発に対応したとツイート。死傷者や建物などの損傷は報告されていないと述べた。

CNNはイスラエル軍に対し、シリア攻撃の報道についての情報を求めたが、イスラエル側はコメントを控えた。

シリアは先月29日、防空軍がダマスカス南郊でイスラエルの攻撃を阻止したと発表していた。

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