フロリダ州知事選 共和党候補が勝利、民主ギラム氏が敗北認める

フロリダ州で行われた知事選で、民主党候補のギラム氏(左)が敗北を認め、共和党候補のデサンティス氏が勝利した/Getty Images

2018.11.18 Sun posted at 12:41 JST

(CNN) 米中間選挙で激戦となり、再集計が行われたフロリダ州知事選で、民主党候補のギラム氏(39)が17日、正式に敗北を認めた。

知事選では同州初の黒人知事を目指すタラハシー市長のギラム氏と、共和党のデサンティス氏が接戦を展開していた。

ギラム氏はフェイスブックに投稿したビデオに夫人と並んで登場し、デサンティス氏が次期知事となることを祝うと述べた。

ツイッターでは激しい戦いを振り返り、「フロリダを結束させる時がきた」と呼び掛けた。

フロリダ州では、得票率の差が小さい場合に集計をやり直すよう義務付ける州法の下、知事選と上院選、農業委員の選挙について機械による再集計が行われた。ギラム氏はこれを受けて「一票残らず数えることを断固求める」と述べ、いったん出した敗北宣言を撤回していた。

州法では機械の再集計で得票差が0.25ポイントを下回った場合、さらに手作業で再々集計を始めることになっている。上院選と農業委員選挙はこの対象となったが、知事選は15日に機械集計が終わった時点で対象から外れた。

ギラム氏はビデオの中で、「これは1回の選挙だけの問題ではない。一般市民が政府に抵抗の声を上げられるよう、変革を起こすための戦いだった」と述べた。

フロリダ州知事選、共和党候補が勝利宣言

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