幅1.8メートルの小屋で40年生活の男性を救出 現代の奴隷制か 英

1.8メートルの小屋で40年生活の男性を救出/Gangmasters & Labour Abuse Authority

2018.10.05 Fri posted at 12:17 JST

(CNN) 労働者虐待などの問題に取り組む英国の公共機関「GLAA」は5日までに、幅が約1.8メートルの小屋に40年間にわたり住んでいたとみられる58歳の男性を救出したと明らかにした。

男性が発見された場所はカンブリア州カーライルの北にある宅地。3日未明にGLAAの職員が捜索を行った。

男性は「現代奴隷制」の被害者である可能性があり、専門家に連れられて医療検査を受けたという。

この件に関連し、現代奴隷制を禁じる法令に違反した疑いで79歳の男が逮捕された。

GLAAは、現代の奴隷制は英国全土にさまざま形で存在していると指摘。少しでも疑いを持った場合は連絡してほしいと呼び掛けている。

GLAA提供の写真には、緑色の小さな物置小屋が写っている。内部には掛け布団やテレビ、電気ヒーター、カーペットの切れ端が見えるだけで、他にはほとんど何もない。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。