コンゴ、エボラ出血熱の終息を宣言 33人が死亡

コンゴで今年5月に流行したエボラ出血熱について終息宣言が出された/John Moore/Getty Images Europe/Getty Images

2018.07.25 Wed posted at 14:35 JST

(CNN) アフリカ中部コンゴ民主共和国(旧ザイール)の保健省は24日、5月から流行していたエボラ出血熱について終息を宣言した。世界保健機関(WHO)が明らかにした。

保健省によれば、感染が確認されたのは54件。このうち33人が死亡していた。

ガイドラインでは最後の患者から42日間、新たな患者が確認されなければ終息宣言が出せる。最後に血液検査で陰性が出た患者が退院したのは6月12日だった。

WHOの広報担当は、「コンゴは、事例的検討や接触者の追跡、患者への治療といった伝統的な措置と、ウイルスに感染する危険性のある人たちに対する予防接種といった新しいツールを通じて、今回のエボラの流行を終息させた」と述べた。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。