アルゼンチン、劇的勝利で決勝Tへ クロアチアは3連勝

アルゼンチンがロホのゴールで決勝トーナメント進出を決めた

2018.06.27 Wed posted at 13:40 JST

(CNN) サッカーのワールドカップ(W杯)ロシア大会は26日、グループDの1次リーグ最終戦でアルゼンチンとナイジェリアが対戦し、アルゼンチンが終了間際のゴールで決勝トーナメント進出を決めた。グループDのもうひと試合はクロアチアがアイスランドを下した。クロアチアは3連勝となった。

アルゼンチン対ナイジェリアの試合は、前半14分にエースのメッシが今大会初となるゴールを決めてアルゼンチンが先制した。軽快な動きを見せるメッシがチームを牽引(けんいん)。メッシのゴールは今大会通算100点目となった。

引き分けでも決勝トーナメントへの進出が可能なナイジェリアは、後半6分にPKを決めて追いつく。

後半30分には、アルゼンチンのロホにハンドがあったとナイジェリアが主張したが、ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)でも判定は覆らず、PKとはならなかった。

同点のまま終了かと思われた後半41分、アルゼンチンのメルカドからのクロスに合わせたロホがゴールを決めた。これが決勝点となり、1次リーグ最初の2試合を1分1敗と苦しんだアルゼンチンが決勝トーナメントへと滑り込んだ。

スタジアムには、アルゼンチンの英雄ディエゴ・マラドーナ氏も訪れており、大喜びする姿なども見られた。

クロアチアはアイスランドを下して3連勝で決勝トーナメントへ

グループDのもう一つの試合はクロアチアが2-1でアイスランドを下した。すでに決勝トーナメント進出を決めていたクロアチアは1次リーグ3戦全勝となった。

クロアチアが先発11人のうち9人を入れ替えたこともあり、W杯初出場のアイスランドのほうが試合全体を通じて良いパフォーマンスを示していた。しかし、アイスランドはフィニッシュがうまくいかなかったほか、クロアチアのGKの好セーブもあり、なかなか得点を奪えない。

前半を0-0で折り返すと、後半に先制したのはクロアチア。アイスランドもPKで追いつくが、試合終了間際にクロアチアが追加点を挙げ、試合はそのまま2-1でクロアチアの勝利となった。

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