19世紀日本の彩色写真集

19世紀日本の彩色写真集

2018.05.27 Sun posted at 16:21 JST

 「キセル」と呼ばれる江戸時代のパイプを製作する2人の男性。流麗な動きを邪魔しないよう色鮮やかな着物を結んで流行の踊りに興じる見習い芸者たち――。そんな19世紀の日本の写真を収めた新刊「Lost Japan(仮訳:失われた日本)」がこのほど発売された

19世紀日本の彩色写真集
若い芸者が伝統的な楽器を奏でている=Kusakabe Kimbei
江戸時代から始まった隅田川での船旅は典型的な余暇の過ごし方の一つだった。多くの巻物や木版印刷、写真が残されている=Yokoyama Matsusaburo
古典的な彫り物の入れ墨をした男性2人=Yokohama Schoo
伝統的な家財道具に囲まれて縫い物をする女性2人。持ち運び可能な火鉢は小たんすが備えられ、やかんを沸かすこともできる。奥には掛け軸も=Kusakabe Kimbei
数珠を手にした若い僧侶2人=Felice Beato
片方の肩を見せて白い化粧をする女性。官能的な画像は19世紀末に多くの旅行客を日本に呼び寄せた=Felice Beato
木版画の浮世絵に影響を受けたこの写真には隅田川の渡し船が写る=Kusakabe Kimbei
伝統工芸の一つ、キセル作りの様子。キセルは江戸時代に非常に流行していた=Kusakabe Kimbei
上野公園は今でも湖、神社、春の桜で東京の人気の観光地となっている=Yokohama School
向島公園の桜並木の満開を捉えた=Yokohama School
京都の清水寺=Adolfo Farsari

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