写真特集:航空機、離陸までのステップ

7. 格納式ブリッジがそばにない場合は、トラックに搭載したタラップが設置される

2018.07.29 Sun posted at 18:06 JST

 空港のターミナルビルに座って搭乗便を待つのは日常の風景だ。だが、旅客が建物の中で携帯電話の画面をじっと見つめているとき、駐機場では何が起こっているのだろうか。離陸までのステップを写真で見る

1. 出発の態勢を整えるため、航空会社のスタッフにはやるべき作業が数多くある
2. 滑走路を離れた後には駐機する場所を見つけなければならない
3. 前輪を黄色の線の上に合わせる必要がある
4. 飛行中は機体のエンジンが推進力と電力を供給しているが、地上では補助動力装置(APU)が動力源となる
5. APUは空調を供給して駐機中の機内の温度を調節する
6. 地上動力装置や空調設備は航空機の胴体に接続される
7. 格納式ブリッジがそばにない場合は、トラックに搭載したタラップが設置される
8. 一部の航空機には自前のタラップが付いており、移動式の踏み段ですき間を埋めるだけで十分だ
9. 貨物室のドアを開けた後、航空機の種類に応じてベルト式やポッド式の昇降機器が配置される
10.ポッドには旅客の荷物が満載されており、専用の機械で取り扱う
11.使用済みの台車をしまい、調理室に飲食物などを搬入する
12.台車には調理室内の特定の場所に搬入するための目印が付いている
13.誰かがトイレのタンクを空にして、水洗システムに水を補充しなければならない
14.自動車と同様、航空機の燃料タンクも必ずしも駐機時に満杯になっているわけではない
15.大型のタンカートラックの場合は、主翼の下にある燃料系統に接続する。また、ポンプ車が駐機場にある給油栓に接続し、機体の燃料タンクにホースをつないで補給を行う方式もある
16.離陸時間が近づくと、けん引車が前輪の真正面に移動する。機首の降着装置にけん引棒を直接つなげる場合や、降着装置を支えて移動前に機体を持ち上げる方法がある
17.パイロットが操縦するけん引車など、地上走行には新たな技術が登場している
18.航空機は離陸態勢が整った。地上作業員は定刻に間に合わせるため力を尽くした

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