(CNN) インド東部コルカタでこのほど、サッカー元アルゼンチン代表の往年の名選手、ディエゴ・マラドーナ氏の銅像がお披露目された。これを受けてマラドーナ氏本人も喜びを語ったが、ソーシャルメディア上では、銅像にかたどられた同氏の顔を英歌手スーザン・ボイルさんらのものと比較する冗談が飛び交っている。
今回の銅像は若い頃のマラドーナ氏を表現したもので、ワールドカップ(W杯)のトロフィーを高々と掲げている。その髪型のせいで、外見はどちらかというと英国のバンド、ビートルズのメンバーに近いように見える。
マラドーナ氏は1986年W杯のイングランド戦で「神の手」と呼ばれるハンドのゴールを決めたことで知られる。同氏はこの大会で驚異的な個人プレーを連発し、ほぼ1人でアルゼンチンを快進撃へと導いた。
マラドーナ氏は銅像の公開後、「私はサッカーの神でなく、単なる1人の選手だ」としつつも、「この場所に私の像が建てられたのは素晴らしいことだ」と述べた。
しかしソーシャルメディア上では銅像の顔をめぐり、スーザン・ボイルさんや、現在はイングランド・プレミアリーグのクリスタルパレスで指揮を執るロイ・ホジソン監督の若い頃と比較する冗談が飛び交っている。
サッカー選手の銅像をめぐっては、ポルトガルの芸術家が今年、スペイン1部リーグのレアル・マドリードに所属するクリスティアノ・ロナルド選手の胸像をデザイン。ソーシャルメディアの一部ではこの胸像について、ホラー映画に登場する何かのようだなどと指摘する声が上がっていた。ロナルド選手については二つ目の銅像も公開され、こちらは実際に同選手に似ている。